【また値上げ】パナソニック・東芝のランプ・照明器具価格改定2022年4月1日~
こんにちは。
名古屋の照明屋、ファイン・ライトサービスです。
パナソニックと東芝から、またしても値上げの連絡が入りました。
この記事では、値上がりの対象商品と改定率の一覧を掲載しています。
法人様にとっては仕入れ金額や消耗品の予算に関わってくると思いますので、貴社に関連のある商品のご確認をお願い致します。
値上げの背景
現在、世界的な半導体不足と金属製材料の高騰で生産コストがかなり上がってしまっています。
それに加え、海外の人件費の上昇もあり今の価格のままでは安定供給を維持することが難しいとのことでメーカーから連絡ありました。
弊社のような販売会社にとっても頻繁に値上げされると困る部分があるので抗議しましたが、聞き入れられるわけもなくこのような結果となりました。
ちなみに今回はランプ類だけではなくLEDの照明器具も値上げ対象になっています。
パナソニック
対象商品と価格改定実施日
①照明器具 2022年4月1日
②蛍光灯(従来光源)2022年4月1日 or 2022年10月1日 品番変更にて価格改定
③換気送風機器 2022年4月1日
④配管商品 2022年1月1日
価格改定率
①照明器具 2022年4月1日~
対象品種 平均改定率
住宅 約5%
店舗 約10%
施設 約5%
防災 約5%
屋外 約10%
調光 約10%
品種の区分の詳細はカタログを見てもらうしかないですが、ザックリ以下のような理解で大丈夫です。
店舗→ダウンライトやスポットライト
施設→直管蛍光灯相当のLED器具(IDシリーズ)
住宅→シーリングライトやキッチンライト
②蛍光灯(従来光源)
対象品種 平均改定率 価格改定実施日
直管蛍光灯 約30% 2022年4月1日
丸形蛍光灯 約30% 2022年4月1日
ツイン蛍光灯 約30% 2022年10月1日
※品番変更にて価格改定
こちらの値上がり率はかなり激しいですね。
直管蛍光灯は品番の最初が「FL」「FLR」「FHF」から始まるものです。
丸形蛍光灯は品番の最初が「FCL」「FHC」から始まるものです。
ツイン蛍光灯は品番の最初が「FDL」「FHT」「FPL」「FHP」「FML」から始まるものです。
(細かくは他にもありますが、詳細はお問い合わせください)
ちなみにツイン蛍光灯だけは値上がりのタイミングが半年遅いので、予算計画をうまく立てて安く購入をされるのがいいかと思います。
③換気送風機器 2022年4月1日~
対象品種 平均改定率
天井埋込型換気扇 約5%
パイプファン 約5%
気調システム 約5%
気調換気扇 Q-hiファン 約10%
一般換気扇 約10%
窓用・脱臭・浴室換気扇 約10%
レンジフード 約10%
バス換気乾燥機 約10%
有圧換気扇及び部材 約10%
業務用熱交ユニット 約15%
屋上扇 約15%
キャビネットファン 約10%
ミニシロッコファン 約15%
斜流ファン 約10%
換気扇部材・屋外フード等 約10%
制御スイッチ 約10%
せんたく日和 エアイー 約10%
④配管商品 2022年1月1日~
対象品種 平均改定率
電線管・付属品 約20%
SUS電線管 約10%
ポール 約20%
ハイフレックス 約10%
メタルモール 約15%
レースウェイ・Eハンガー 約20%
ダクト 約10%
配管商品は主に材料関係です。
直接照明の購入には関係ないですが、LED化工事をするときの付属材料として使うものです。
東芝
価格改定率
改定日はすべて2022年4月1日
対象品種 平均改定率
蛍光ランプ 約30%
配線器具 5~30%
施設照明器具 約5%
ダウンライト 約5%
高天井器具 約5%
屋外照明 約10%
住宅照明 10~50%
住宅照明の振れ幅がすごいことになっていますが詳細はまだわかっておりません。
東芝についてはすべて4月1日から価格改定されますが、それ以前に旧値対応期間が設定されているのでご注意ください。
旧値対応期間
見積 1月31日まで
価格合意 2月28日まで
納品 4月1日~6月30日
1月中の見積日で2月中に案件が確定して6月までに納品されることが条件となります。
2月以降の見積についてはすべて新価格提示となるようです。
まとめ
さまざまな世界的事情で値上がりとなっていますが、安いうちに買いだめするなど対策は必要となりそうです。
また、LED化していくというメガトレンドは変わらないため、値上がりのタイミングでLED化を検討してみてはいかがでしょうか?
愛知県近郊の方であれば弊社でご相談に乗らせていただくことも可能ですので是非ご連絡ください。
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