【LED実績100件以上】オフィスのLED化で最初に考えること3選
オフィスの照明をLEDにしなきゃいけないことはわかっているけど、何から手をつけていいかわからずにズルズル先延ばしになっているということはないでしょうか?
この記事では、オフィスのLED化をしなきゃいけないと思っている方向けに、まず最初に考えることを3つに絞って解説します。
この記事を読むことで「どういう業者に見積依頼をしたらいいか?」「業者とどのような打合せをすればいいか?」がわかります。
結論は
①照度を測定してくれる業者に依頼する
②メーカー品の「器具ごと交換」を提案する業者を選ぶ
③限られた予算で何を優先するかを事前に決めておくと打合せがスムーズ
の3点です。
目次
①デスクの明るさは基準値以上?
②ランプ交換と器具交換どちらがいいの?
③限られた予算でどこから優先的にLED化するか?
1.点灯時間が長いところからLED化
2.ランプ交換が大変なところからLED化
3.照明が壊れているところからLED化
4.お客さんから見えるところをイメージチェンジ
まとめ
①デスクの明るさは基準値以上?
突然ですが、今の照明でデスク上の明るさはしっかり確保できていますでしょうか?
デスク面が暗いとすぐに目が疲れてしまったり、集中できなかったりして生産性が落ちてしまう可能性があります。
実は、仕事をするときのデスク上の明るさにはJIS規格で定められた基準があります。
その明るさを照度(単位はルクス)といいますが、オフィスのデスク面の推奨照度は500~1000ルクスと定められています。
HIOKIホームページより引用
ここからが本題ですが、LED化を検討するタイミングで照度基準が推奨値をクリアしているかどうか確認しておきましょう。
せっかく照明をリニューアルするのであれば、デスク面にどれぐらいの明るさがあるのかをしっかりチェックし働きやすい環境を整えることをおすすめします。
ちなみに、照度測定をやっていない業者や有料の業者もいるのでそのあたりは事前にチェックしておきましょう。
②ランプ交換と器具交換どちらがいいの?
オフィスや学校の照明は上の写真のような照明がついていることが多いですがいかがでしょうか?
多少、形は違っても直管の蛍光灯を使っているところが多いと思います。
このような器具の場合、業者によって提案が2パターンに分かれます。
- 直管ランプのみLED(中国などの海外製)にして器具はそのまま利用すると安くできますよ!
- メーカー品で器具ごと全部新しいものに交換しましょう!
どちらがいいかというと、結論は「器具ごと交換」にしましょう。
詳細は割愛しますが、直管ランプのみをLEDにする場合でも工事は必要となります。
また、古い器具を利用してLEDランプを付けるとなると「器具の改造」が必要となるので、万が一のことが起きた時の責任の所在がはっきりしません。
器具自体の寿命も10~15年とされているので、最悪の場合は発火や火災に発展することもあるとパナソニック、三菱、東芝等のメーカーから発表されております。
パナソニック施設照明カタログより引用
たしかに金額的なメリットはあると思いますが、トータルで考えるとやはり「器具ごと交換」がいいと思います。
業者選びの際はそのあたりもしっかり確認するようにしましょう。
③限られた予算でどこから優先的にLED化するか?
ここからは実際にLED化工事を進めていくにあたり、業者とどう打合せするのがいいかということを解説します。
当然ながら、予算には限りがあるので一気にすべてをLEDにするというのは難しいと思います。
なので、実際には数年計画で徐々にLED化を進めていく会社がほとんどです。
では、どの照明を優先的に進めていくのがいいのでしょうか?
1.点灯時間が長いところからLED化
まずは点灯時間を基準に考える方法です。
点灯時間が長いとその分電気代やランプ代等のコストがかかってくるので、そういった場所からLEDにすることでコスト的に大きなメリットが生まれます。
業者と打合せする際に必ずそういう話になると思いますので、事前にザックリでいいので1日何時間ぐらい点灯しているか?年間の営業日数は何日程度か?
この2点を確認しておくとスムーズに打合せができます。
2.ランプ交換が大変なところからLED化
次にランプ交換の大変さを基準に考える方法です。
電球や蛍光灯の交換作業を自社スタッフで行っている会社も多いと思います。
中には高天井で毎回大きい脚立を出してきて交換しなくてはいけなかったり、営繕担当が高齢で交換作業に危険が伴うケースなどもあり、スタッフの作業負担を軽減するために優先的にそういった部分をLED化するという会社も多いです。
3.照明が壊れているところからLED化
次は壊れてしまった照明を基準に考える方法です。
数ある照明器具のうち1台が壊れてしまったけど、そんなに暗いわけじゃないからそのままにしているという方もいるかもしれません。
照明器具の修理1台のために業者に依頼すると逆に高くつくので、意外と放置されがちです。
この故障箇所の近辺の照明器具を修理代わりに優先的に交換していく方法もあります。
4.お客さんから見えるところをイメージチェンジ
最後は見栄えを基準に考える方法です。
オフィスにも銀行や税理士、面接の新入社員候補生などいろんな来客があると思います。
お客さんから見える場所は会社の印象を左右するので気を使っているという会社も多いと思います。
特に最近では人手不足の会社も多く、新入社員候補生から面接のときに良い印象を持ってもらうことはかなり重要です。
このようなケースではお客さんから見える場所を優先的にLED化することはもちろんですが、ただLED化するのではなくイメージを変えてみることもできます。
例えば、光の色を変えてみることもできます。
通常オフィスでは昼白色(ちゅうはくしょく)という真っ白な光色の照明が使われていますが、その光色を電球色(オレンジっぽいカフェで使われているような光色)に変えてみるだけでもかなり印象は変わります。
ちなみに器具が一緒なら光色が昼白色でも電球色でも金額は変わりませんので、そういう提案をしてくれる業者を選ぶといいと思います。
光の色について詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ
また、入口部分だけは蛍光灯器具からスポットライトに変更してみるという方法もあります。
例えば会社の看板をスポットライトで照らしてみるだけでもすごく印象が変わったりもします。
せっかくLED化で器具を交換するので、一例ですがこのようなイメージチェンジをしてみるというのも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
①照度を測定してくれる業者に依頼する
②メーカー品の器具ごと交換を提案する業者を選ぶ
③限られた予算で何を優先するかを事前に決めておく
上記のポイントを参考にLED化を検討してみてはいかがでしょうか?
せっかく照明の工事をするなら、いろんな可能性を踏まえて業者と打合せをしてみるのもおもしろいと思います。
愛知県近郊の会社様であれば、弊社でもご相談に乗らせていただくことは可能ですので、是非ご連絡ください。