LED化の決め手はランプの値上がりと生産終了
こんにちは。名古屋のLED工事会社ファイン・ライトサービスです。先日、名古屋市熱田区にある介護施設「グレイスフル熱田」様の階段灯5台と居室トイレのダウンライト60台のLED化をさせていただきました。
決め手はランプの生産終了と値上がり
担当者の方と計画的にLED化を進めておりますが、限られた設備予算の中でなぜLED化を進めているのかという質問をさせていただいたところ、3つの問題点からLED化に踏み切ったとのことでした。
①介護業界全体的に人手不足と言われている中で、現場の方の負担を少しでも減らしたいとのことでした。今までの蛍光灯は切れたら新しいものに交換するという当たり前のサイクルがありましたが、この作業も誰かがしなくてはいけない。その点LEDにすることにより長寿命で交換作業の負担が軽減されるということが魅力の1つということでした。
②先ほどの交換作業だけではなく、蛍光灯の在庫をもつ上で在庫の管理や発注なども負担になるとのことでした。
③既存の蛍光灯が値上がりやだんだんとなくなりつつあることが大きいとのことでした。作業的な負担の上に、値上がりや交換しようとした時に新しいランプが生産終了して代替品が見つからないなどのリスクを考え、LED化を検討されたようです。
器具選びのポイント
階段灯
今回、交換した階段灯(非常灯)は以前の器具の跡が残らないよう、元々の器具より取付幅が大きい東芝の器具を選定しました。また非常階段のため、非常時にしっかり点灯してくれるよう安心できる会社としても東芝を選んでいます。
取付幅の割に見た目はコンパクトなデザインなので気に入っていただけました。
ダウンライト
居室トイレのダウンライトは今回器具とランプが一体になっている器具を選定しました。
以前の記事でも書いていますが、大きく分けて一体型の器具と器具とランプが別々になっているものの2種類があります。→LED化で気をつけるべきポイント5選
長寿命といえどもLEDにも寿命はあるため、一体型の場合は寿命を迎えたあとは再度工事が必要になります。マンションのエントランスのような24時間点灯しているようなところは4〜5年で交換が必要になるところも出てくるのでランプ交換ができるタイプの方がいいですが、今回はトイレでずっとついているところではないので一体型を選んでいます。
まとめ
LED化に踏み切った要因は全部で3つ
①蛍光灯の交換作業の負担軽減
②在庫管理の負担軽減
③生産終了や値上がりのリスク回避
現場の担当の方のリアルなご意見です。省エネが大々的なメリットとしてうち出されていることが多いですが、実はこのような隠れメリットも結構あります。一度LED化をご検討されてみてはいかがでしょうか?