マンションLED化で気を付けるべきポイント5選

den9.jp 2018-10-24 19:16

 

 

名古屋のLED工事会社ファイン・ライトサービスです。最近、街中を歩きながらマンション共用部の照明を見てみると、分譲、賃貸問わずLEDになっているところが増えたように感じます。今後もどんどんLED化していくマンションが増えていくことが予想されますが、マンションをLED化していく上で気をつけなくてはいけないポイントがいくつかあります。そのポイントについてみていきましょう。

 

 

1.ご近所さんに配慮した光になっているか(光害)

光害とは簡単に説明すると、マンション共用部の照明が明るすぎて、ご近所さんが夜眠れないというようなことです。必要以上に明るい光や全く関係ない方向に向いている光などが影響しているケースが多いようです。また、マンションの駐車場を照らす街路灯などの近辺に住んでいる方への影響もあるようです。なるべくこのようなことに配慮してトラブルがないようにしたいところですが、実際にはマンションの住人の方は少しでも明るい方が良いという意見もあったり、近所の住宅の寝室の場所にもよるので正直、具体的な線引きが難しく苦労するのが現状です。

では、どうするのがいいのか?

マンションの立地や近隣の状況にもよりますが、解決策の一つとして器具選びを工夫するということが挙げられます。Panasonicが出している光害配慮型の器具を使うと外に漏れる光を抑えることができます。マンション共用部の通路にはシーリングライト(丸形の器具)がついているところが多いですが、そこにシーリングライトの光害配慮型器具を使うことにより床面の照度はしっかり確保しながら、外から見たときに光源が隠れるため、光害を防ぐことができます。

上記の図を見ても違いは一目瞭然ですね!ただ、デメリットも当然あります。それは壁面が暗くなるということです。外に光が漏れにくいということは横方向に光がいかないということなので壁面の照度は落ちます。以前の記事でも書いていますが、床面の照度は同じでも、壁面が明るいと人間の感覚的には明るく感じると言われています。ご近所さんにはうれしいですが、住人の方としてはLEDにして暗くなったという印象になってしまうかもしれません。やはり一筋縄では解決できない問題ですね… ただ、ご近所さんへの配慮の気持ちは大切にしましょう。

 

 

2.雨に濡れても大丈夫な器具を選んでいるか?

 

最近は、数年前と比べて雨の降り方や台風の勢力なども含めて変わってきています。マンション共用部のすべての器具を防雨型の器具にする必要はありませんが、軒下でも外側に近い器具についてはLED化のタイミングで防雨タイプの器具にした方が良い場合もあります。

 

 

3.古い器具の跡が隠れるかどうか?

LEDの器具が最初に発売されてから数年が経ちますが、年々改良が加えられ技術の発達とともにどんどん良いものになってきています。特に最近では「器具が小さくて明るいもの」がメインになりつつあり、数年前の器具と比べるとより小さく、デザインも洗練されています。ただ、マンションのLED化という側面でみると注意が必要です。それは既存の器具のサイズよりLED器具が小さくなると既存器具の取付跡がはみ出てしまうという問題です。国内大手メーカーの製品であれば大抵は既存器具の後継品として跡が隠れるサイズの器具を出してくれていますが、それでも一定の割合でサイズが小さいものしかないケースが出てきます。こればかりはどうしようもないのが現状ですが、LED化をするタイミング次第では解決できるケースもあります。それは共用部の塗装(大規模修繕)などを行う予定があれば、その少し前にLED化をしてしまうという方法です。LED化をした後、跡を隠すためだけに塗装をやってしまうとお金ばかりかかってしまって現実的ではありません。なので、大規模修繕の予定があるのであれば、その前にやってしまおうということです。とはいえ、まとまったお金が一気に出ていくのは簡単なことではないので一つの案として頭の片隅に置いておいてもらえればと思います。

 

 

4.LED一体型の器具かランプ交換型の器具か?

マンション共用部の照明はスイッチでON、OFFを行うケース、タイマーで点灯させるケース、暗くなったらセンサーで点灯するようにしてあるケースと様々です。季節にもよりますが、平均的には12時間ぐらい点灯しているマンションが多いようです。LEDのランプ寿命は40000時間のものが大半で、1日12時間計算で約9年もつことになります。ここで注意しておきたいことは、LEDとはいえ寿命はあるということです。今は平均の12時間で計算していますが、問題はエントランスなどにある24時間点灯の器具です。1日24時間計算だとLEDといえども約4.5年しかもたないということになります。

4年後の取り替えは工事あり?なし?

LED化が完了しても、4.5年後にまた寿命が来た時ランプの交換が必要になります。このときに何が問題かというと、最初にLED化するときに「LED一体型」の器具を選んでいる場合再度工事が必要になるということです。逆に「ランプ交換型」の器具の場合は器具とランプが別々のため、従来と同じような形でランプの購入のみで交換は自分でできるタイプになります。

それぞれのメリット、デメリットは?

一見、ランプ交換型の方が良いようにも思いますが、もちろんデメリットもあります。それは価格です。「LED一体型」の器具は一つだけでいいのに対し、「ランプ交換型」の器具は器具とランプの2つを購入しなければいけないため、当然価格も高くなります。

最初のLED化工事ではやはりお金がかかるため、なるべくコストを押さえることは大切です。ただ、数年後のことも視野に入れるのであれば、まずは実際の点灯時間を確認し、その点灯時間によって2つのタイプを使い分けるのがベストかもしれません。

 

 

5.LED器具の品質、安全性は大丈夫か?

最後のポイントはLEDの品質についてですが、やはりこれが一番大切かもしれません。特にマンションの共用部においては、屋外になるので雨や風などに耐えれる器具やランプになっているかというのはひとつ大事なポイントになります。とはいえ、品質についてはJIS(日本工業規格)などによって定められていますので、国内の大手メーカー品であれば問題なく基準はクリアしているはずです。ただ、海外製品についてはそのあたりが不透明なメーカーもあるようなので、LED化を検討されるのであれば、まずはどこのメーカーのLEDなのか確認することをオススメします!聞きなれないメーカーの場合は品質確認を忘れずに!

安全性について

直管タイプの蛍光灯器具を使っている方から、よく「器具はそのままでランプだけLEDにできないの?」と聞かれます。が、結論としてはあまりオススメしません。理由としては、パッと見た感じでは器具が劣化していないように見えても、中の配線や安定器はかなり劣化しているからです。

 

Panasonic店舗照明総合カタログ2018より

 

せっかくLEDでランプが長持ちしても、先に器具がダメになってしまっては本末転倒です。また、上記の写真にもあるように、最悪のケースでは発煙や発火の原因になってしまう危険性もあるため、多少初期コストがかかっても器具ごと新しくしたほうが長い目で見たら安く済むかもしれませんね!

 

 

 

 

まとめ

マンションに限定してLED化を考えたとき、まずは屋外に器具を設置するため雨、風をしっかり想定しておくこと、そして近隣の方への配慮を忘れないということが大切になってきます。あとは上記のポイントを参考に一度LED化をご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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