電球、LEDランプの口金の種類
電球の口金ってなに?
電球やLEDランプは根元の部分を器具にねじりながら取り付けをしますが、この取り付けるための金属の部分を口金(くちがね)といいます。
口金の下の出っぱりが大事!
近くに電球があれば見ていただくとわかりやすいですが(点灯している電球を外す場合は熱いのでご注意ください)、電球の一番下のところに少し出っぱりがあるのがわかると思います。実はこの出っぱりがとても大事!なぜなら、この出っぱりが器具側のソケットと接触して電気が流れるからです。
意外と多い口金の種類
口金の種類は口金部分の直径によって分けられています。
代表的なものはこちら
Panasonicランプ総合カタログ2018より引用
主にE○○のような形で表記されます。○○のところに直径が入りますのでサイズがわからないときは測ってみるのもいいかもしれません。ちなみに、頭についているアルファベットのEはエジソンのEと言われています。エジソンの発明は偉大だったのですね!一般住宅ではE26とE17が多いかと思います。一度、玄関やトイレについている電球の口金を是非見てみてください!
LED電球の選び方についてはこちらの記事をどうぞ
→【照明屋が教える!】LED電球の選び方4つのポイント徹底解説
まだまだあります。蛍光灯&ハロゲン電球&HIDランプ
ここからは店舗や施設の営繕担当クラスになると思われますが、電球の種類が変われば口金も変わります。
蛍光灯
代表的なものとして、事務所や学校などでよく使われている直管タイプの蛍光灯はG13の口金になります。また、ご自宅のシーリングライトでよく使われている丸形の蛍光灯はG10qの口金になります。点灯管も見た目はすごく似ていますが口金は2種類あります。購入するときは既存の口金の形状、もしくは品番を控えておいた方が間違いないですね!
ハロゲン電球
ハロゲンランプは、品種やワット数、電圧などに応じて専用器具で使用することが必要になります。そのため、誤使用を避けるために口金をさまざまに変えてあるようです。ただ、ここまで種類が多いともはやよくわからないですね(笑)各施設の担当の方であれば施設内で使用されている種類をある程度把握されていると注文や購入も楽になると思います。もし迷った時は業者の人に写真を送ってみてもらうことをオススメします。
HIDランプ(高輝度放電灯)
水銀灯はHIDランプに分類されますが、水銀灯はE39の口金になります。
結論
種類がたくさんあるのでわからないときは専門家に相談しましょう。
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